2016年09月26日

谷村新司さんのステージを観まして

a0050_000370.jpg



昨日夜は、母に連れられて谷村新司さんのステージを観て参りました。
初めてでした。
春先には八代亜紀さんのステージに行く機会もありまして、今年はそういう年のようです。

さて。

凄かったです。

もちろん一流どころのステージ、すごくないわけがありませんでしたが

そして当然歌は聴き応えがあるし、MCも巧みだし、さすがのステージだったわけですが

個人的に何が凄かったって、
照明。

そして舞台装置。

つまるところ演出。

よかったなー。

東雲はずっと、自分が関わる舞台はミニマル志向でした。
もう、どうかすると、
役者だけ居ればいいんじゃない?
みたいなところがあり、
「何もない空間」
だなんて喜んでおりました。
今でもその傾向はあんまり変わってないんじゃないかと思います。

それでも最近は少し考え方も変化してきまして、
さして大掛かりなものはやっぱり使わないけど、それなりに、視覚的な部分にも力を入れていこっかな、と思い始めてもいました。
そこに来てこれです。

昨日のステージの装置は、スケールは大きく、クオリティーも当然高く、お金かかってそう(笑)でしたが、構造としてはごくシンプル。
でも大変に美しく奥行きがあったのです。

さらに照明。
色遣い。
色そのもの。
光線のかたち。
光線の向き。
光線の量。

アートそのものでした。

至福でした。

さすがにそのまんまを追いかけるつもりにはなっていないし
BNは当分小さな会場でやりますので
追いかけることもできないのですが

あの美しさはけして忘れずやっていくだろうと思います。


さて、当分小さな会場でやる、と書きました。

大きな会場でやるということを考えたことはありません。
するつもりはない、と思っていたのではなく、単に「考えたことがなかった」だけです。
そもそも東雲の芝居は小さな会場向きなんだろうと思っています。

でも。
昨日はステージを観ながら、
これくらいの大きさの舞台を、作ってみるとどうなるかなー
なんてことを考えていました。
そのための台本のアイデアもちょこっとですが出来ました。

半端にそんなとこに手を出すと、
「どこかで見たようなもの」が出来上がってしまうでしょうからじゅうぶん気をつけなくてはいけませんが

自分で自分に制限を設けるのはやめようと考えているので

そのうち、今までとちょっと違ったものも作り始めるんじゃないかと思います。
案外ものになるかもしれません。

昨夜は大した財産をいただきました。

いろんなものに感謝です。


posted by ゆう at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | なにかと。

2014年07月27日

見掛けた記事。

こちらのレビューでちょっと刺激をいただいたのでシェア致します。
芝居って・・・そうか。

浅草ゆめまち劇場にて「鼠小僧とサンタクロース」観劇しました。
posted by ゆう at 17:13| Comment(0) | なにかと。

森鴎外著「西周伝」を読んでいますが。

PAK85_roukanosyouji20140720500.jpg


来年上演予定の新作を書くため、資料に当たっておりますが、なかなか膨大です(笑)。

この頃はそのうちのひとつ、「西周伝」を読みかけております。
幕末から明治にかけての洋学者「西周(にし あまね)」について、親戚筋に当たる森鴎外が書いたものです。
西周の資料を探していて、鴎外の名前がいきなり出た時はちょっと驚きました。

そしてこのたび、全集に入っているこれを読み始めたのですが、まず最初はあまりの読みにくさに挫折しかけました(笑)。だいたい、最近読んでる資料の類いは読みやすいとは言えないものですが、これはレベルが違いましたよ。

でもまあ、いつものことですが、なんとか粘っていれば読めるようにはなってきます。
そもそも伝記の冒頭というのは読みにくいもので、そこを通過(スルーとも言う)すると、内容としても面白くなってくる。今は、初の外遊成ってオランダに向かうものの船が座礁して遭難して虫に悩まされたり、船酔いにひとりだけ耐性あったり、麻疹が流行ったと聞けば残した妻を案じてみたりのくだり。生き生きしていて楽しいです。その前には藩から脱走して周りに心配されとりなしてもらったり、なかなかやってます。盟友、津田真道も出て来て、ドラマか小説のようです。

今回の脚本は幕末明治の洋学者がテーマですが、単に脚本の資料集めに留まらず、この先研究していきたいなー、と思わせられてます。かなりオモシロいですよ。
やってるうちに、どんどん裾が広がって、大変なことになりそうですが・・・かわいい

タグ: 公演 脚本
posted by ゆう at 13:34| Comment(0) | なにかと。