2015年07月23日

「風姿花伝」のレクチャー、二夜目

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昨夜は、能楽師の先生による「風姿花伝」のレクチャー、第二回目、に行って参りました。第三回のうちの二夜目になります。

今回は前回に増してとても楽しかったのです。
前回は実は不思議なアウェイ感があったのですが、今回は大丈夫(笑)。

先生の「脱線」もパワーアップ。能と他の文化(絵画など)との関係や能楽師さんの裏話、能楽界全体や地元の能楽をめぐる状況など、たくさん聞くことができて面白かったです。

「風姿花伝」としては「第三 問答条々」の箇所を扱いましたが、この箇所実は自作のQ&Aになっていまして、日本初ではないかとの意見もありましたがどうなんだろう。

当時は舞台が今よりかなりシビアな「勝負」の場だったそうで、そこから「勝つ為には」の策がこの章のところどころで述べられています。
「人の心の引きつけ方」のような部分のことが書いてあり、舞台を盛り上げるために最初にすべきは・・・についての記述もあって、この辺はそのまま参考になりそう。
関連してひとつアイデアが浮かんだので、試してみようか。

他にも公演を打つ、または企画するにあたってのヒントや、「芸(ここでは花?)」を自らの中に宿らせるための心がけなどについて、たくさんの考え方をいただいたと思います。
やっぱり解説していただくのって(しかもプロに!)いい。ひとりで読んでると、けっこうさらっと読み終わってしまいます。

ところで先生に伺ったのですが、能舞台では、シテ方が扇を使う時は、囃子方などへのサインを送っているのだそう
ただの形じゃないんですよ、というお話にびっくりすると同時にちょっと
感動してしまった

能の舞台の上では、各パートの(独立した)スペシャリストが、しのぎを削りつつ、セッションを行っていらっしゃるのかな。

そういう舞台、わくわくします。
自分もやってみたい。
作ろう、そんな場!
posted by ゆう at 22:13| Comment(0) | 研究